本ツールは、エクセルで作成した複数ファイルや複数シートの表を、単一の表に集計したり、転記したりすることができるアプリケーションです。EXCEL ライセンスがなくても動かすことが可能です。
必要な動作環境は以下の通りです。
OS
【重要】実行前に必ずご確認ください: 本ソフト「集計くんPro」を Windows で動作させるには、Microsoft社が提供する Microsoft Visual C++ 2017-2026 再頒布可能パッケージ が必要です。
本ツールは、ライセンス認証時のみサーバーに接続します。家庭の PC から直接アクセスする場合でも、会社の PC から「プロキシ(Proxy)」(中継サーバー)を経由してアクセスする場合でもご使用になれます。処理データは、あなたの PC 内でのみ処理されますので情報漏洩の心配はありません。
集計くんPro
├─ 集計くんPro_10.exe # 実行ファイル
├─ README.md # 本取扱説明書(GitHubのページ または Visual Studio Code などのエディタでご覧ください)
├─ README.html # 本取扱説明書(ブラウザでご覧ください)
│
├─ _internal # 集計くんPro_10.exe を動かすための大事な部品フォルダ
│
├─ datasets # 実行に必要なJSONファイルを配置するフォルダ(datasets_gui にないファイルはここから読み込まれます)
│ ├─ 処理.json # 具体的な処理を指示する辞書や処理群のリストを記述するファイル: ここでは集計処理と転記処理を指示するリストファイル
│ ├─ 集計処理.json # 集計処理を指示する辞書ファイル
│ ├─ 転記処理.json # 転記処理を指示する辞書ファイル
│ ├─ ファイル構成.json # エクセルファイルの配置場所を記述するファイルです
│ ├─ キーワード.json # 処理の際に検索するキーワードのリストを記述するファイルです
│ └─ キーワードの同義語.json # キーワードと同じ意味を持つ同義語のリストを記述するファイルです
│
├─ datasets_modelN # 処理を指示する辞書ファイル(実行ファイルにより自動生成:Nは処理モデル数1~N)
│ ├─ processing # 処理を指示する辞書ファイルが入ったフォルダです
│ ├─ 処理.json # processing フォルダにある処理を指示する辞書ファイルを定義した処理ファイルです
│ └─ ファイル構成.json # エクセルファイルの配置場所を記述したファイルです
│
├─ excel_files # GUI で読み込んだ excel ファイルを保存するフォルダです
│
├─ excel_data # excel操作ライブラリとして「Python ライブラリ」を選択した場合に、集計先 excel ファイルのデータ部分を保持するフォルダです。「Python ライブラリ」を選択した場合に、集計先 excel ファイルを更新した場合は、このフォルダの excel ファイルを消去した後に集計くんPro_10.exe を起動する必要があります。
│
├─ licenses # 実行に必要なライセンスファイルを配置するフォルダです(なければ集計くんPro実行時に作成されます)
│ ├─ license.json.enc # 暗号化されたライセンスファイルです。失くさないよう注意してください
│ ├─ license.md # ライセンス情報を記述したファイルです(英語版)
│ └─ ライセンス.md # ライセンス情報を記述したファイルです(日本語版)
│
├─ logs # 実行ログが出力されます(なければ集計くんPro実行時に作成されます。日毎にまとめられ、7日以前のログは自動削除されます)
│
├─ test_data # 本取扱説明書で解説するデモ用のエクセルファイルを配置しているフォルダです
│
└─ images # 本取扱説明書の画像フォルダです
現在、Microsoft Storeでの一般公開に向けて最終審査を行っております。
配布場所: Microsoft Store(近日公開予定)
インストール方法: 公開後、ストアページより「入手」ボタンをクリックするだけで自動的に完了します。
💡 実行はとてもスムーズです
公式ストアの「MSIXパッケージ」形式を採用しているため、従来のソフトのように複雑なインストーラーを操作する必要はありません。スマホアプリのような感覚で、安全・クリーンに導入いただけます。
集計くんProを始めてご使用になる場合、「集計くんPro_10.exe」をダブルクリックして起動すると、初期登録が行われ、1か月の評価期間が設定されます。
集計くんPro バージョン1.0 が起動されました。
集計くんPro バージョン1.0 の初期設定を行っています。
集計くんPro バージョン1.0 は 2026年12月22日まで使用可能です。
その後、起動の度に正式版で使用するか、評価版のまま使用かを問われますので、評価版のまま使用する場合は'n'を入力してご使用ください。
集計くんPro バージョン1.0 が起動されました。
ライセンス項目を入力して正式版を起動しますか(y)、評価版のまま使用しますか(n) ? (y/n):
集計くんPro バージョン1.0 が起動されました。
集計くんPro バージョン1.0 は無期限で使用可能です。
集計くんPro バージョン1.0 が起動されました。
PCが変更になりましたのでライセンス情報を更新します。以前のPCでは集計くんPro バージョン1.0が使用できなくなりますがライセンス情報を更新してよろしいですか? (y/n): y
'y'を選択しましたので処理を継続します。
集計くんPro バージョン1.0 は無期限で使用可能です。
集計処理とは、エクセルの複数ファイルや複数シートの複数行のセルや複数列のセルに記載された数値に指定された演算を施し、1枚の集計シートの複数行のセル、複数列のセル、あるいは単一セルにまとめる処理です。
転記処理とは、エクセルの複数ファイルや複数シートの複数行の複数のセルに記載された文字列や数値を、1枚の転記シートの複数行の複数のセルに行を追加して転写する処理です(この機能は未実装です)。行を追加することなく、セルの数値を単に転記する処理のケースは集計処理で対応できます。
下記の通り、最適なライブラリが自動的に選択されますので、一般的な使用状況では変更する必要はありません。
異なる集計や転記を行う複数の処理モデルを作成し、変更することができます。図 6.1 に示す「処理モデルを選択」で変更してください。処理モデル変更時には、全ファイルを読みこんだ後に設定し直しますので、5秒程度かかります。
最初から用意されている「モデル1」は参考用の処理モデルとして残しておき、「標準モデル」の作成をクリックして「モデル2」を作成し、このモデルを編集して自分のモデルにすると良いでしょう。
集計くんPro アプリを使用する際に最初にすべきことは、どの「集計元ファイル」から、どの「集計先ファイル」への集計や転記を行うかを指定するため、全てのファイルをアプリに登録することです。
集計くんPro アプリを起動すると、デフォルトのブラウザにより 図 6.1 に示す通り「ファイル構成の編集」タブが選択された状態で表示されますので、図の説明の通りに操作してファイル構成を更新します。なお、処理の編集時に、登録したファイルを設定する方法は 6.5.2 ファイルとシートの設定方法 をご覧ください。また、操作の度に情報は更新されますので、途中で終了しても変更情報は消失しません。

図 6.1 ファイル構成の編集画面
集計くんPro では、複数のセルを一度に検索設定できる「キーワード展開」に加え、多様なエクセルのデータ保持方法に対応できるよう「キーワード同義語展開」という機能がありますが、これらの機能の詳細は 6.5.3(C) キーワード展開とキーワード同義語展開による行と列の指定方法 をご覧ください。ここでは、キーワードおよびキーワード同義語の編集方法について解説します。
図 6.2 に示す通り「キーワードの編集」タブ ⇒ 「キーワードの設定」タブを選択し、図の説明の通りに操作してキーワードを設定します。

図 6.2 キーワードの設定画面
図 6.3 の通り「キーワードの編集」タブ ⇒ 「キーワード同義語の設定」タブを選択し、図の説明の通りに操作してキーワード同義語を設定します。

図 6.3 キーワード同義語の設定画面
処理の編集画面では、以下の処理項目を指定します。
集計と転記に共通する処理項目は、「集計元」「集計先」という用語を使用します。
| 処理項目名称 | 処理項目の内容 | デフォルト/必須の別 |
|---|---|---|
| 集計元ファイル 集計先ファイル |
6.3 ファイル構成の編集 で登録したエクセルファイル名称を指定します。 詳細は 6.5.2 ファイルとシートの設定方法 を参照してください。 |
必須 |
| 集計元シート 集計先シート |
エクセルファイルのシート名称を指定します。(スペースも含め正確に記述のこと) 詳細は 6.5.2 ファイルとシートの設定方法 を参照してください。 |
必須 |
| 演算 | 処理で適用する演算内容を指定します。 詳細は 6.5.4 演算の設定画面 を参照してください。 |
+(加算) |
| 集計元開始行 集計先開始行 |
文字列検索の対象となるエクセルシートの開始行を特定する複数の検索文字列で指定します。 詳細は 6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 を参照してください。 |
1行 |
| 集計元終了行 集計先終了行 |
文字列検索の対象となるエクセルシートの終了行を特定する複数の検索文字列で指定します。 詳細は 6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 を参照してください。 |
最終行 |
| 集計元開始列 集計先開始列 |
文字列検索の対象となるエクセルシートの開始列を特定する複数の検索文字列で指定します。 詳細は 6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 を参照してください。 |
A列 |
| 集計元終了列 集計先終了列 |
文字列検索の対象となるエクセルシートの終了列を特定する複数の検索文字列で指定します。 詳細は 6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 を参照してください。 |
最終列 |
| 集計元行 集計先行 集計元列 集計先列 |
エクセルシートの行や列を特定する複数の検索文字列で指定します。 詳細は 6.5.3(B) 一般的な行と列の指定方法 および 6.5.3(C) キーワード展開とキーワード同義語展開による行と列の指定方法 を参照してください。 |
必須 |
| 集計元行シフト 集計先行シフト |
検索した行からのズレを整数で指定します。正の値で下にシフトします。 | 0 |
| 集計元列シフト 集計先列シフト |
検索した列からのズレを整数で指定します。正の値で右にシフトします。 | 0 |
| 集計元キーワード項目行 集計元キーワード項目列 集計先キーワード項目行 集計先キーワード項目列 |
6.5.3(C) キーワード展開とキーワード同義語展開による行と列の指定方法 で解説する「キーワード項目行」と「キーワード項目列」をその処理に限って例外を適用するための設定です。 指定方法は キーワード項目行、キーワード項目列 に同じです。 |
キーワード項目行 キーワード項目列 の指定値 |
| 集計元不明セルを無視 | この項目を有効にすると、集計元や転記元のシートで指定セルが一つも見つからない場合であっても処理を継続します。 | 無効 |
演算が「転記」の場合のみ有効です(集計くんPro Ver.1.0 では未対応)。
| 処理項目名称 | 処理項目の内容 | デフォルト/必須の別 |
|---|---|---|
| 定義項目以外の任意の文字列 | ファイルやシートに応じて定型の文字列を記入する場合に指定します。この定義項目名称は転記元列リストで引用し、対応する転記先列リストのセルに記述されますので、ファイルやシートの数と同じ要素数である必要があります。 ファイルやシートの指定方法は、6.5.2 ファイルとシートの設定方法 を参照してください。 |
指定なし |
| 転記元列リスト | 転記元の列を特定するため、転記先列リストと同数の検索文字列リストで指定します。「定義項目以外の任意の文字列」で設定した定型の転記項目を指定する場合には、key:で始まる文字列を使用し、例えば [B列, 資産名称, 取得価格, key:個別転記項目1, key:個別転記項目2] のように指定します。 検索文字列の詳細は 6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 を参照してください。 |
必須 |
| 転記先列リスト | 転記先の列を特定するため、転記元列リストと同数の検索文字列リストで指定します。 検索文字列の詳細は 6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 を参照してください。 |
必須 |
| 転記元ファイル間に空白行 | 複数のファイルを扱う場合、そのファイル間に空白行を1行入れる場合に指定します。 | 指定なし |
| 転記元シート間に空白行 | 1つのファイルで複数のシートを設定する場合、シート間に空白行を1行入れる場合に指定します。ただし、1つのファイルに複数のシートを設定する場合に限ります。ファイル数とシート数を同じに設定する場合は 転記元ファイル間に空白行 を使用してください。 ファイルやシートの指定方法は、6.5.2 ファイルとシートの設定方法 を参照してください。 |
指定なし |
| 転記先最大行 | この行番号を超えて転記先のシートに転記する場合、転記前に改行を1行挿入するため、整数または単一要素の整数リストで指定します。 | 指定なし |
| セル内改行の処理 | 集計元セルに改行が含まれている場合、[改行のみ削除]または[改行以降を削除]のどちらかを指定します。指定なしの場合はそのまま転記されます。 | 指定なし |
図 6.4, 図 6.5 に示す通り、「処理リスト」の中から編集する処理を選択後、「集計・転記処理の編集」タブ ⇒ 「集計元・転記元の編集」タブ または 「集計先・転記先の編集」タブ ⇒「ファイルとシートの編集」タブを選択し、ファイルとシートを設定します。

図 6.4 集計元・転記元ファイルとシートの追加と削除

図 6.5 集計先・転記先ファイルとシートの追加と削除
図 6.4 および 図 6.5 は 2026年4月~翌年3月までの予算データのサンプルですが、それぞれ、行データおよび列データのサンプルになっています。そして、会社では、これらを1枚の Excel シートに集計したり、転記したりするという業務が定期的に発生します。一般的に、Excel の書式や文字などの記述が統一されていない上に、妨害するセルも多数存在するため、AI に処理を任せると確実にミスを犯します。このため、人間による集計が不可欠な訳ですが、人間もミスを犯しますし、ストレスが溜まります。
集計くんPro アプリでは、Excel シートの多様な「行」と「列」の指定方法を提供することにより、目的とする数値を的確に捉え、まとめて集計や転記を行います。ここでは、その「行」と「列」の指定方法について解説しますので、 6.5.1 処理項目一覧 と図を見比べながら理解を深めてください。なお、ここでは「集計元」のシートを使用して解説しますが、「集計先」についても同様のルールが適用されます。
「行」と「列」は語句検索により特定されますが、その検索語句が多数出てきた場合の対策として、ざっくり「ここから」を定義するのが「開始行」や「開始列」であり、「ここまで」を定義するのが「終了行」や「終了列」です。
図 6.6 および 図 6.7 は、「4月~翌年3月」までの「経費A」~「経費C」を記録した「集計元」シートです。そして、図 6.6 では、「研究開発費」という「集計元開始行」を指定し、「固定資産」という「集計元終了行」を指定し、図 6.7 では、「固定資産」という「集計元終了行」のみを指定しています。「集計元開始行」を指定しなければ、 6.5.1 処理項目一覧 に示す通り、デフォルト値の「1行」(最初の行)が使用されます。
また、図 6.6 では、「経費B」「月別計」という「集計元終了列」を指定していますので、この右側に同じような表があっても、対象とする表が厳密に特定できます。なお、語句の検索に際しては、6.5.3(D) 行と列の検索ルール が適用されますので、英数字は半角とし、空白は削除して指定します。

図 6.6 Excel行データサンプル

図 6.7 Excel列データサンプル
検索対象となる一般的な行と列の指定方法は、6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 と同様、検索語句で指定します。図 6.4 では「経費A」や「経費B」という列が「集計元列」として設定されていますが、これらのセルの左側の「妨害列」にも同じ用語がありますので、これらを正確に指定するためには、6.5.3(D) 行と列の検索ルール に従い、それぞれ「経費A」「^妨害列」や「経費B」「^妨害列」と設定する必要があります。また、図 6.5 では、「集計元行」として「経費C合計」が設定されていますが、この検索ルールの 「部分一致」のルールに従えば、「経費C」と設定することもできます。
一般的な行と列の指定方法では個別の行や列をしかできませんが、「キーワード展開」を使用すると、行や列をまとめて指定することができます。例えば、「月_キーワード」というキーワード名に「4月」~「12月」「1月」「2月」「3月」という語句を割り当てた場合、「月_キーワード」という語句が「4月」~「12月」「1月」「2月」「3月」という語句に展開され、これら語句に該当する行や列を検索することができます。キーワード展開を使用する場合には、以下の項目が重要になります。
キーワード同義語展開が「完全一致」で検索されることにより「4」という文字列は「41」とは区別されます。しかし、「4」や「4.0」というセルは多数存在する可能性がありますので、キーワード展開とキーワード同義語展開の検索範囲を限定するのが「キーワード項目列」と「キーワード項目行」です。
キーワード項目列: キーワード展開とキーワード同義語展開による行の検索をこの項目列に限定します。図 6.4 では「A列」「B列」「C列」に設定されていますので、これらの3列のみがキーワード展開とキーワード同義語展開による行の検索の対象になります。キーワード項目列の「A列」は削除することができません。
キーワード項目行: キーワード展開とキーワード同義語展開による列の検索をこの項目行に限定します。図 6.5 では「1行」「2行」「3行」に設定されていますので、これらの3行のみがキーワード展開とキーワード同義語展開による列の検索の対象になります。キーワード項目行の「1行」は削除することができません。
なお、キーワード展開とキーワード同義語展開による行と列の検索においても、6.5.3(A) 開始行・終了行・開始列・終了列 の設定は有効です。
行と列の検索ルールは以下の通りです。
図 6.8 に示す通り編集する処理を選択し、「集計・転記処理の編集」タブ ⇒ 「演算の編集」タブを選択し、「演算」を選択します。

図 6.8 演算項目の設定
なお、「演算」は以下の中から選択できます。
加算(デフォルト)
減算
転記(2026年4月時点では未対応)
平均
RMSE(二乗平均平方根誤差)
加算後に四捨五入整数化
加算後に切り捨て整数化
減算後に四捨五入整数化
減算後に切り捨て整数化
加算後に1/1000倍して四捨五入
加算後に1/1000倍して切り捨て
減算後に1/1000倍して四捨五入
減算後に1/1000倍して切り捨て
図 6.9 に示す通り、「集計・転記処理の編集」タブ ⇒ 「処理リスト」の中から編集する処理を選択 ⇒ 「集計元・転記元の編集」タブ ⇒「行指定と列指定の編集」タブを選択し、 6.5.1 処理項目一覧 の 集計元・転記元の各項目を設定します。「行」と「列」を特定する検索語句の設定方法に関しては 6.5.3 行と列の指定方法 をご覧ください。ここで、特筆すべき点は以下の通りです。
「集計元キーワード項目行」と「集計元キーワード項目列」は、 6.5.3 行と列の指定方法 で解説した「キーワード項目行」と「キーワード項目列」を、その処理の「集計元」あるいは「転記元」ファイルに限って例外を適用するための設定であり、キーワード項目行やキーワード項目列が上端や左端付近にない場合に設定します。これらの項目を選択した場合、セルのクリック時に「検索語句」欄には行番号や列記号が挿入されます。
「集計元行シフト」と「集計元列シフト」は、検索した行や列からのズレを表す-5~5の整数で指定します。「集計元行シフト」は正の値で下にシフトし、「集計元列シフト」は正の値で右にシフトします。
「集計元不明セルを無視」の項目のチェック有効にすると、集計元や転記元のシートで指定セルが一つも見つからない場合であっても処理を継続します。強制的に処理を進めるケースには便利ですが、設定ミスにより指定セルが見つからないというケースでは集計ミスが起こる場合もありますので注意してください。

図 6.9 集計元・転記元の行指定と列指定の編集画面
図 6.10 に示す通り、集計元・転記元の行指定や列指定が、思い通りに設定されているかを確認することができます。

図 6.10 集計元・転記元の指定された行や列の確認方法
図 6.11 に示す通り、集計元・転記元の行指定と列指定を総合した設定が、思い通りに設定されているかを確認することができます。

図 6.11 集計元・転記元の指定されたセルの確認方法
図 6.12 に示す通り、「集計・転記処理の編集」タブ ⇒ 「処理リスト」の中から編集する処理を選択 ⇒ 「集計先・転記先の編集」タブ ⇒「行指定と列指定の編集」タブを選択し、 6.5.1 処理項目一覧 の 集計先・転記先の各項目を設定します。「行」と「列」を特定する検索語句の設定方法に関しては 6.5.3 行と列の指定方法 をご覧ください。

図 6.12 集計先・転記先の行指定と列指定の編集画面
図 6.13 に示す通り、集計先・転記先の行指定や列指定が、思い通りに設定されているかを確認することができます。

図 6.13 集計先・転記先の指定された行や列の確認方法
図 6.14 に示す通り、集計先・転記先の行指定と列指定を総合した設定が、思い通りに設定されているかを確認することができます。なお、この操作は、セルの確認のみであり、集計や転記は実行されません。

図 6.14 集計先・転記先の指定されたセルの確認方法
図 6.15 に示す通り、「集計・転記処理の実行」タブ ⇒ 「処理リストの選択」 ⇒ 「集計・転記処理の実行」ボタンをクリックすれば、その処理を実行することができます。「処理実行メッセージ」欄に処理の内容が表示されると共に、実際に処理を実行されたテーブルのセルが着色表示されます。「集計先ファイル」への集計結果は「PC > Windows (C:) > ユーザー > [お客様のユーザー名] > ドキュメント > Aggregate_Pro」フォルダにコピーされます。なお、コピーされたファイルを Excel で内容を確認した後は、Excel を終了してから次の「集計・転記処理の実行」ボタンをクリックしてください。

図 6.15 集計・転記処理の実行画面
図 6.15 に示す通り、集計くんPro の全ログを確認することができます。設定した処理のエラー内容や転記内容を全て確認することができます。なお、1週間を経過したログは自動的に削除されます。

図 6.16 log確認画面
ここでは、5種類のエクセルシートを使用して、3種類の経費(経費A, 経費B, 経費C)を集計する実行例を示します。
「処理モデル1」には、以下の5種類の異なる集計処理サンプルを用意しています。
集計・転記の基本となるデータは以下の5種類のエクセルシートです。

図 7.1(A) 経費A および 経費B を行単位に記載したグループAシート

図 7.1(B) 経費A および 経費B を行単位に記載したグループBシート

図 7.1(B) 経費A および 経費B を行単位に記載したグループCシート

図 7.1(D) 経費C を列単位に記載したグループAシート_その1

図 7.1(E) 経費C を列単位に記載したグループAシート_その2

図 7.2 集計先の原紙
「処理モデル1」に用意している、下記の2種類の異なる集計処理サンプルを使用すれば、経費A を異なる方法で集計することができます。
「処理モデル1」に用意している、下記の2種類の異なる集計処理サンプルを使用すれば、経費B を異なる方法で集計することができます。
「処理モデル1」に用意している、下記の集計処理サンプルを使用すれば、経費A や 経費B の行単位とは異なり、列単位に記載したデータも集計できることがわかります。
集計されたのは、4月, 5月, ..., 2月, 3月 の項目ですが、上期、下期、全体の合計などは、エクセルファイルを開いた時、Excel に組み込まれた演算により合計されます。

図 7.3 集計結果
| 日付 | version | 更新内容 |
|---|---|---|
| 2026/5/6 | 1.0.0 | 新規作成 |
* 無断転載禁止。
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